共同研究について
田邉医師は研究面では30年にわたり、臨床症例のデータベースを確立し、膨大な統計データから多くの論文を発表、あるいは発表の指導を行ってまいりました。また、基礎研究についても在任中に40名近い大学院生を指導し、多くの重要な基礎研究を行ってまいりました。
今後、湘南鎌倉総合病院では多くの腎移植を行いつつ非常に重要な基礎研究の臨床への応用に向けて準備しております。特に、AIM医学研究所の宮崎徹教授との慢性腎不全の根本治療の確立に向けての共同研究は、今後の臨床応用に向けて病院および腎移植センター・腎臓病総合医療センター、一丸となって研究を推進していくつもりです。この研究が臨床に応用できるようになれば、透析療法が不要となる可能性もあり、腎不全患者さんにとって大きな福音となるものと思われます。