患者さんへ
腎移植センターで診る疾患
通常の腎移植手術と、通常の腎移植以外で、
当院で行える可能性がある腎移植手術を行っています。
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1
血液型不適合腎移植
通常の腎移植として行っており、その成績は非常に良好で、血液型一致の症例と全く差がありません。
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2
ドナーに対する抗体があり、
腎移植ができないと言われた場合
(クロスマッチ陽性)抗体を弱める治療を行って腎移植を行いますが、成績は非常に良好で、抗体のない症例とほとんど成績に差は認められません。
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3
2回目、3回目、4回目などの
複数回の腎移植の場合外科的には難しいと言われていますが、経験豊富な田邉医師を中心に、安全確実に行っています。これまでも困難な移植を行っていますが、合併症なく腎移植は成功しています。
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4
膀胱に障害がある方の腎移植
膀胱を作るなどの処置を行った後に腎移植を行います。このような腎移植も経験豊富な田邉医師を中心に安全確実に行われています。
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5
小さな体重の方の腎移植
特に問題なく通常通り行えます。
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6
特定の宗教の信者の方で
輸血ができない方ご希望通り無輸血で十分安全な方策を考えて行います。
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7
動脈硬化がひどく、
手術に困難をきたすとされた方心臓血管外科との連携により安全に行っています。
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8
ドナー、レシピエントが高齢で
腎移植ができないと言われた方きちんと評価の上、腎移植を安全に行っています。特に年齢の上限は設けていません。
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9
何らかの理由で、
他施設で腎移植が困難と言われた方ご相談に応じますのでなんでもご相談ください。